虎に翼:「ここが潮時です」 優三さん、高等試験を断念 「お別れ…?」「本当に悔しい」

NHK連続テレビ小説「虎に翼」第29回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「虎に翼」第29回の一場面(C)NHK

 伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第29回が、5月9日に放送され、高等試験で不合格となった優三(仲野太賀さん)が、今後の受験を断念する様子が描かれた。

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 第29回では、涼子(桜井ユキさん)と香淑(ハ・ヨンスさん)の思いを背負って、寅子(伊藤さん)たちは再び高等試験に挑むが、今度は梅子(平岩紙さん)の姿が会場にない。筆記試験を終えた寅子が帰宅すると、そこには梅子からの手紙が届いていた。夫から離婚を言い渡され、三男の光三郎(石塚陸翔君)を連れて家を出たという。

 梅子が寅子たちに想(おも)いを託す中、寅子の口述試験の日がやってきて……と展開した。

 優三は筆記試験を通過するも、口述試験で不合格に。寅子、中山(安藤輪子さん)、久保田(小林涼子さん)、轟(戸塚純貴さん)が合格をつかんだ。

 不合格だった優三は「もう、これで終わりにします」と、直言(岡部たかしさん)とはる(石田ゆり子さん)に報告する。直言は「せっかくここまで来たのにやめるだなんて、もったいないじゃないか」と残念がるが、はるは「優三さんがお決めになることよ」と理解を示す。

 試験では毎回おなかを下していたという優三だったが、「今年は違った。寅子さんのおかげです。今年は寅子さんのおかげで勉強もはかどった。腹も下さず、全力を出し切った」と、やりきったことを伝えた。

 直言は「やっぱり惜しいよ。ここまで来てやめるだなんて!」と説得するが、優三は「ここが潮時です」と言い、頭を下げた。

 隣で話を聞いていた寅子は落ち込んだ様子だったが、優三は「そんな顔しないで! すごいことを成し遂げたんだから。もっと喜ぼうよ!」と明るく振る舞った。

 SNSでは「優三さん猪爪家を出ていくのかな?」「自分の潮時を決めることはなかなか難しいのにすごい」「優三さん、いい人すぎて、弁護士になれないの本当に本当に悔しい」「これで優三さんとお別れなのかなぁ」「優三さんとはお別れか……?」といったコメントが寄せられた。

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